育児休業(育休)を取得したいけど、取得経験のあるパパが周りにいない。
育児休業(育休)を取得するメリット、デメリットを知りたい。
と思っていませんか?
第一子、第二子でそれぞれ3か月、合計6か月間、育児休業(育休)を取得した「らんパパうーた」が実体験をもとに今回は育児休業(育休)のメリット、デメリットをお伝えします。
育児休業(育休)を取得するメリット、デメリットは下記の通りです。
- メリット
- 家族の未来について話す時間ができる。
- パパ自身のキャリアの棚卸ができる。
- 子どもの成長を間近で見られる。
- 育児、家事スキルが向上する。
- デメリット
- 経済的な負担がある。
- キャリアへの影響がある。
- 社会的に孤立する。
育児休業(育休)のメリット
家族の未来について話す時間ができる
育児休業中(育休)はパパとママが一緒に過ごす時間が増えます。
その時間に家族の未来について話してみてください。
- 子どもの教育について
- 行ってみたい場所について
- 老後の過ごし方について
仕事をしている時とは違い、腰を据えて話すことができます。
今までと違った切り口で話ができると思います。
「らんパパうーた」は月に2回程度、時間を決めてママと話しています。
パパ自身のキャリアの棚卸ができる
赤ちゃんとママが退院して1か月程度、生活リズムが安定せずバタバタしています。
退院後1か月あたりから生活リズムが安定してくるので、時間を作ってパパ自身のキャリアについて考えてみてください。
家族が増えることで価値観に変化が生まれることもあります。
パパ自身のキャリアについて考えるまたとない機会です。
この機会を逃さないようにしましょう。
「らんパパうーた」はこれまで取り組めなかった簿記3級の勉強を始めました。
2025年2月に受験予定です。
貸借対照表や損益計算書を仕事で目にするけどいまいちわからない。
なんてことありませんか。
簿記3級は貸借対照表や損益計算書の作成方法や仕訳の基礎など、ビジネスに欠かせない会計スキルを学べます。
数年前「らんパパうーた」は簿記の本を買って「借方」、「貸方」で挫折しました。
現在は通信講座で学習しています。
WEBでみられるので隙間時間を有効活用できるのがうれしいです。
子どもの成長を間近で見られる
子どもの成長を間近で見られるのは幸せです。
- 子どもが笑顔を見せるようになった瞬間。
- 自分の手を認識してハンドリガードを始めた瞬間。
その瞬間に立ち会えるのは何にも代えがたい幸せです。
育児、家事スキルが向上する
「らんパパうーた」は下記の育児、家事スキルが向上しました。
- 新生児のうんちが服についた時の落とし方
- 子どもの機嫌の取り方
- だし巻き卵のおいしい作り方
だし巻き卵のおいしい作り方が仕事に活かされるかはわかりませんが、家族のQOLを向上させられたと自負しています。
育児休業(育休)のデメリット
経済的な負担がある
育児休業給付金は、手取りの80%(※)になるので、家計次第では貯蓄からの負担が必要です。
※2025年4月1日以降、両親がともに育児休業を14日以上取得することで、28日間を上限に月給の80%、手取りの約10割が給付されます。
貯蓄からの負担が必要でも、事前に負担額を把握できれば不安感の解消は可能です。
まずは、抜け漏れのない家計簿を普段からつけましょう。
抜け漏れのない家計簿をつけると、家計の収支を把握できます。
収支の把握ができれば育児休業給付金だけの場合、1か月に〇万円足りない。
または
育児休業給付金でも十分足りている。
と補填の要、不要を育児休業(育休)取得前に把握できるようになります。
そうすることで補填額がわからないから不安という状況を解消できます。
抜け漏れのない家計簿をレシートとにらめっこをして作るのは大変です。
「らんパパうーた」は「マネーフォワード ME」のプレミアムサービスユーザーです。
自動で家計簿を作成してくれるので重宝しています。
無料会員でも4件まで連携が可能です。
キャリアへの影響がある
育児休業(育休)取得前に仕事やキャリアについて上司に相談するとよいと思います。
昇進、昇格は会社の状況次第の部分が大きいのでコントロールできません。
自身のやりたい仕事などコントロールできる部分に注力するべきです。
復職後そのような仕事に携わるために事前に上司に相談しましょう。
社会的に孤立する
これまで仕事に熱中してきたパパほど孤立感を覚えるかもしれません。
日々をルーティン化をスケジュールに落とし込み。
孤立感を覚えるスキを与えないことです。
暇な時ほど余計なことを考えてしまいます。
「らんパパうーた」の平日朝のスケジュールは下記の様になっています。
スケジュールを埋めることで孤立感を覚えるスキがなくなります。
- 6:30 起床
- 6:35 朝食作り
- 7:10 子ども起床
- 8:00 登園準備
- 8:30 保育園へ送迎
- 8:50 帰宅
- 9:00 ランニング開始
- 10:20 ランニング終了
まとめ
今回は育児休業(育休)を取得するメリット、デメリットをお伝えしました。
- メリット
- 家族の未来について話す時間ができる。
- パパ自身のキャリアの棚卸ができる。
- 子どもの成長を間近で見られる。
- 育児、家事スキルが向上する。
- デメリット
- 経済的な負担がある。
- キャリアへの影響がある。
- 社会的に孤立する。
ここ数年で日本の育児休業制度は充実しました。
2023年度の男性の育児休業(育休)取得率は30.1%でした。
厚生労働省 令和5年度雇用均等基本調査 を参照
取得率は上昇したものの、数日程度の取得と期間が短かったり、取りにくい雰囲気がある職場もあると思います。
「らんパパうーた」はすべてのパパが育児休業(育休)取るべきだと考えます。
子どもやママとの絆は深まることはもちろん、パパ自身のキャリアの棚卸も可能だからです。
子どもたちが大人になったときに、男性が育児休業(育休)を取得することが当たり前になっているとうれしいです。