どうも!「らんパパうーた」です。
6か月間の育児休業(育休)取得経験をもとにパパ、ママに役立つ情報発信しています!
コラムでは、育児休業などに関するニュースを「らんパパうーた」の考えや意見を交えてお届けします。
そもそも「出産育児一時金」ってなに?
「出産育児一時金」とは、出産費用の負担を軽減するため、加入している健康保険から子ども一人につき原則50万円が支給される制度です。
「出産育児一時金」は、会社員だけでなく、フリーランスや個人事業主でも受給可能です。
受給方法や手続きは、加入している健康保険組合・国民健康保険によって異なります。
仙台市が「出産育児一時金」を9万円上乗せする背景
仙台市は2025年10月から、国の「出産育児一時金」(50万円)に加えて、独自に9万円を上乗せする方針を発表しました。
これにより、最大59万円が助成されます。
参考:NHK「仙台市 出産育児一時金 10月から独自に9万円上乗せ支給へ」
目的は「こどもを産み育てやすい環境づくり」
仙台市は人口減少が進む中で、「こどもを産み育てやすい環境づくり」を重要課題としています。
出産・育児には多くの費用がかかるため、子どもを産み育てる際のハードルになります。
出産時の費用負担を減らすことは、出産直後の生活設計を立てやすくなることにつながります。
9万円上乗せが男性の育児休業を後押しする理由
「らんパパうーた」は「出産育児一時金」に9万円が上乗せにより、男性が育児休業を取りやすくなると考えています。
出産直後の大きな出費が軽減される
仙台市では、出産費用の平均が586,000円と推計されており、「出産育児一時金」に9万円上乗せされ、合計59万円が助成されるため、多くの家庭で自己負担がほぼゼロになります。
家計の不安が減り、育児休業を取りやすくなる
出産直後の大きな出費が軽くなることで、育児休業中の生活費にお金を使えるため、男性も育児休業が取りやすくなります。
自己負担が減ることで安心して育児に専念できる
「らんパパうーた」は、子どもが2人います。
1人目の自己負担は、約20万円でした。(出産育児一時金が42万円のとき)
2人目の自己負担は、約5万円でした。(出産育児一時金が50万円のとき)
2027年に3人目を考えています。
今回の9万円上乗せにより、自己負担がゼロになる可能性が出てきました。
もちろん、物価高騰によって出産費用が上がり、自己負担がゼロにならない可能性はあります。
それでも、自己負担が減るだけで家計にメリットがあることは間違いありません。
3人目が生まれたときは1年間の育児休業を取得する予定です。
出産時の自己負担が軽減することで、育児休業中の生活費に余裕が生まれ、より安心して育児に専念できると感じています。
まとめ:制度を知ることで、男性が育児休業を取りやすくなる
仙台市の「出産育児一時金」9万円上乗せは、出産費用の自己負担を減らすだけでなく、男性が育児休業を安心して取れる環境づくりにもつながります。
出産時の大きな出費が軽減すれば、貯金を崩さずに育児休業を検討できるメリットがあります。
支援制度を「知っているかどうか」で、お金や時間の使い方について、選択肢の幅が変わります。
今回のような一時金の増額や自治体独自の補助は、情報を得た人から活用できます。
この記事が、ご自身の住んでいる自治体にどんな支援制度があるか調べるきっかけになると幸いです。
きっと、育児休業の取得や家計の安心につながる情報が見つかるはずです。
以上、「らんパパうーた」でした。