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育児休業中の年金納付はどうなる?ねんきんネットでの確認方法を解説|育児休業のすすめ

育児休業
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らんパパうーた
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どうも!「らんパパうーた」です。
6か月間の育児休業(育休)取得経験をもとにパパ、ママに役立つ情報を発信しています!

迷えるパパ
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育児休業中の厚生年金の納付ってどうなるのかな?

らんパパうーた
らんパパうーた

育児休業中は、事業主、被保険者ともに厚生年金の納付が免除されるんだよ!
「ねんきんネット」での確認方法も含めて、解説するね。

この記事では厚生労働省、日本年金機構が公表している以下の資料を参考に解説します。

この記事を書いた人
  • 0歳と3歳のパパ
  • 合計6か月間、育児休業を取得
  • ランニングがライフワーク

育児休業中は年金の納付が免除される

育児休業中は、厚生年金の保険料(会社と自分で払っている分)が、事業主の届け出によって免除されます。
免除されても、「納付した」ことになるので、将来の年金額に影響はありません。

賞与(ボーナス)に対する保険料も要件を満たせば免除される

賞与(ボーナス)に対する保険料も、免除の対象になります。
ただし、次の2つの条件を満たしている必要があります。

  1. 賞与月の月末を含む期間に育児休業を取得していること
  2. 1か月以上連続して育児休業を取得していること

例えば、賞与(ボーナス)が7月に支払われる場合

  • ✅【免除対象】7月1日〜8月10日まで育児休業を取得
    月末(7月31日)を含み、かつ1か月以上の育児休業のため「免除対象」
  • ❌【免除対象】6月1日〜7月30日まで育児休業を取得
    月末(7月31日)を含まないため「免除対象
  • ❌【免除対象】7月10日〜8月5日まで育児休業を取得
    月末は含むが、1か月に満たないため「免除対象

年金が免除扱いになっているか確認しよう

育児休業中の年金は免除されるとはいえ、事業主の届出ミスなどで正しく処理されていないケースもあります。

将来の年金額に影響しないようにするためにも、自分で納付状況を確認しておくことが大切です。

ねんきんネットで年金の納付状況を確認しよう

「ねんきんネット」を利用することで、育児休業中の年金が正しく納付扱いになっているかを確認できます。

「ねんきんネット」で確認する方法をご紹介します。

ねんきんネットにログインする

  1. 日本年金機構のWEBサイトにアクセスする
  2. 「ねんきんネット」の下にある「ログイン」をクリックする
  3. ユーザIDとパスワードを入力する
  4. 「ログイン」をクリックする

年金記録を確認するページにアクセスする

  1. 「ねんきんネット」のトップページが表示される
  2. 「年金記録を確認する」クリックする
  1. 「年金記録を確認する」ページの「一覧で年金記録を確認する」をクリックする

加入月数が12月となっているか確認する

  1. 「一覧で年金記録を確認する」ページが表示される
  1. 育児休業を取得した年度の「加入月数」が「12月」になっていることを確認する

育児休業を取得した年度の「加入月数」が「12月」になっていれば、年金は納付扱いになっています。

「年度」表記になっていることに注意してください。

育児休業を取得した年度に「加入月数」を確認した場合、「12月」ではなく、確認した月までの「加入月数」が表示されます。

令和7年4月~6月まで育児休業を取得し、令和7年7月に「加入月数」を確認した場合、「3か月」と表示されます。

反映されていなければ、問い合わせを

「ねんきんネット」で確認して、「加入月数」が「12月」以外の場合は、早めに対応しましょう。
まずは、勤務先の人事や総務に確認し、必要に応じて年金事務所にも問い合わせましょう。

処理が遅れているだけのこともありますが、手続き漏れだった場合は、そのまま放置すると将来の年金額に影響するおそれがあります。

育児休業中の保険料が未納扱いだった理由

育児休業中の厚生年金の保険料は免除されるため、「納付した」ものとして扱われますが、何らかの原因で未納扱いになってしまう可能性もあります。
その原因として、以下のようなことが考えられます。

会社の手続きミス

免除の手続きは、事業主(会社)が年金事務所に届け出をする必要がありますが、育児休業の申請とは別のため、会社側で忘れていたり、書類に不備があったりすることもあります。

自治体や年金事務所の処理の遅れ

書類の提出が正しく行われていても、年金事務所側の処理が遅れている場合もあります。
「ねんきんネット」の「加入月数」に反映されるまで、時間がかかることもあるため、一時的に「12月」以外が表示されていることもあります。

転職や異動のタイミングで漏れることも

転職や会社内での異動により、担当部署が変わったタイミングで、手続きが漏れてしまうケースもあります。
育児休業の取得と異動が重なった場合は、特に注意が必要です。

まとめ|年金が免除扱いになっているか確認しよう

育児休業中の厚生年金保険料は、原則として免除されます。
ただし、制度があっても自動的に適用されているわけではありません。免除されているかどうか確認することが大切です。

「ねんきんネット」を使えば、自分の納付記録を簡単に確認できます。
1年に1度、自分の誕生日に、定期的に「ねんきんネット」をチェックする習慣をつけておくと安心です。

男性の育児休業について詳しく知りたい方は、こちらの記事で解説しています。

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