どうも!「らんパパうーた」です。
6か月間の育児休業(育休)取得経験をもとにパパ、ママに役立つ情報発信しています!
コラムでは、育児休業などに関するニュースを「らんパパうーた」の考えや意見を交えてお届けします。
千葉県四街道市長が「育児を目的とした休暇」を約1か月間取得
千葉県四街道市長の鈴木陽介市長が「育児を目的とした休暇」を約1か月間取得しました。
鈴木市長は1983年生まれの41歳です。銀行員、四街道市議、千葉県議などを経て、2022年に四街道市長選で初当選しました。
詳しくは下記のニュースを参照してください。
NHK「千葉 四街道市長 約1か月ぶり育休から通常職務に復帰」
市長は「特別職」のため、育児休業や勤怠に関する制度はない
市長は「特別職」の公務員のため、国家公務員法、地方公務員法の適用は受けません。
そのため、一般職の公務員と異なり育児休業や勤怠に関する制度はありません。
なので、ニュースには「育児を目的とした休暇」と記載されているわけです。
「育児を目的とした休暇」中も重要案件への対応は市長自身が行う
「育児を目的とした休暇」中であっても、市長の決裁が必要な書類のチェックや「育児を目的とした休暇」が決まる前から入っていた予定には市長自身で対応していたようです。
市役所職員の意識転換を図ることを目指し「育児を目的とした休暇」を取得
四街道市は「子育てしやすい街づくり」を推進しています。
四街道市長は、自ら「育児を目的とした休暇」を取得することで、父親が育児休業を取ることに対する社会全体の理解を促進し、市役所職員の意識転換を図ることを目指していたようです。
NHKに「育休」と表記している理由を聞いてみた
らんパパうーたは以下の「育休」という表記が気になったので、表記の理由を聞いてみました。
「育休」中 市長の生活は
「育休」を取得した市長の日々の生活はどうだったのか。
「育休」中に鈴木市長の自宅を訪ねました。
NHKの返信
市長は「特別職」の公務員のため、一般職員のような育児休業や勤怠に関する制度はなく、
条例で定められた給与の中で働き方を自己判断できる決まりになっています。
今回、鈴木市長は、この自己判断の中で育児を目的として休暇を取っていました。一般的には育休=育児休業という認識が広まっているかと思いますが、
市長は制度に基づく育児休業ではなく、通常の育休=育児休業とは異なることから
「育休」と表現し、市長には育児休業の制度がないことを記事の中で併せてお伝えしました。
通常の育休ではなく「育児を目的として休暇」を取得していたため「育休」と表現していた。
NHKに「育休」、育休、育児休業の表記についても聞いてみた
一度目の問い合わせで「育休」表記の理由が解明できました。
2度目の問い合わせは「育休」、育休、育児休業と表記されていることについて聞いてみました。
NHKの返信
さて、一般的に育休は育児休業のことを指すと広く認識されていると思いますが、
市長は特殊な事例のため「 」を付けて「育休」と表記し、
一般的な育休とは異なることをご説明しております。
こうしたことから、一般的な育休についてはそのまま育休と表記いたしました。
一般的な育休についてはそのまま育休と表記している。
なるほど、まとめると以下のように表記してるということになります。
- 市長の「育児のための休暇」は「育休」と表記
- 一般的な育休は育休と表記
まとめ:「特別職」に育児休業はない。問い合わせで理解が深まった
千葉県四街道市長の鈴木陽介市長が「育児を目的とした休暇」を約1か月間取得したニュースについてお伝えしました。
「特別職」に育児休業はないため、市長は自身の判断で「育児を目的とした休暇」を取得しました。
「育休」という表記についてNHKに聞いてみたところ市長は「育児のための休暇」なので「育休」と表記していることがわかりました。
以上、らんパパうーたでした。